山中教授ES細胞論文「正しい」 生データなく謝罪

記事リンク
ヘッドライン | 主要 | 科学・環境 | 山中教授ES細胞論文「正しい」 生データなく謝罪 - 47NEWS(よんななニュース)

記事要約
京都大の山中伸弥教授が海外の学術誌に2000年に発表した論文の画像や図表にインターネット上でコピー&ペースト疑義が指摘され、28日、関連データの一部が自身の物でなかったことを明かし、記者会見で謝罪した。

疑問
なぜ画像や図表を他の論文から利用しなければならなかったのか?

考え・主張
理化学研究所の小保方氏のSTAP細胞をはじめ、現在論文のコピー&ペースト問題が話題となっているが、この原因の一つに、日本の研究姿勢が考えられる。日本では研究発表はいわば早い者勝ちであり、例えば、同じ研究をしている科学グループが二つあり、片方が先に研究成果を発表した場合、そのグループのみが評価され、もう片方は評価されない。しかも、評価されると多額の研究費が国から援助されるが、評価されないと貰える費用は少なくなることは勿論、援助がなくなることも起こりうる、これがコピー&ペーストをし、発表を急いだ理由と考えられる。この現状を変えるためにも、研究者の姿勢が研究に純粋になることも勿論、国の科学研究の援助の在り方も考えるべきだと思う。

その他
特になし。